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事例紹介

【グローバル化の変革ステージをリードする人材育成の体系的取り組み】
グローバル環境下で協働できるチームビルディングスキルとマインドを醸成

宇部興産株式会社 人事部 人材育成グループ グループリーダー 鈴木義行

 当社は現在、6部門の事業を展開しています。国内を主市場とする事業もありますが、化学分野の事業では、需要の伸びが見込まれない国内市場から海外へのシフトが進み、海外の売上比率は、化学分野で5割、会社全体でも3割に上っています。

 これに伴い、海外の二大生産拠点であるスペインとタイをはじめ、世界各地で積極的に事業展開を進めています。このため、海外事業を立ち上げ、オペレーションや指導を担う人材がますます求められる状況になりました。さらに、M&Aなどのアライアンスにおいてグローバルな視点でかつ高度な経営判断をする人材も必要になっています。

 こうした課題に対応すべく、当社が英語研修や異文化対応研修などとともに導入したのが、グローバル人材を育成するプログラムです。私は、自分自身の海外駐在経験から、グローバル人材とは、日本人としての立ち位置、文化、歴史を理解した上で多様性を受容し、新しい価値を生むことのできる人間だと考えています。今年3年目を迎えるグローバル・ビジネス・リーダー研修のプログラムは、こうした考えを取り入れた内容となっています。

 研修の対象者は各事業部の次世代リーダー候補20余名。2年目からは国内の社員に、海外重要拠点であるスペイン、タイの社員が加わり、多様性のあるチームプロジェクトを実践することで、より大きな成果を得られるようになりました。特に海外の社員からは、より深く会社の考え方を理解し、信頼関係を構築する上で非常に有意義だったという声が多く聞かれています。研修を通して参加者同士の絆は深まっており、研修後の交流も活発です。「同じ釜の飯を食った」という意識が芽生えたという感覚です。こうした人材の結束力は、実際の業務にも大いに発揮されています。
 今後も、対象を世界拠点の人材に広げながら研修を「実直に」続けていく予定です。修了生は、10年後には200数十名に上る計算となります。この未来のリーダーたちが、宇部興産のグローバル化において、大きな原動力となってくれるものと確信しています。

宇部興産株式会社
日本有数の総合化学メーカー。
1897年、山口県宇部地区で創業。以来、地元との「共存同栄」を企業理念に発展を遂げ、現在「化成品・樹脂」「機能品・ファイン」「医薬品」「建設資材」「機械・金属成形」「エネルギー・環境」の6分野で事業を展開。創業時の精神は、グローバル化の進む現在にも受け継がれている。
http://www.ube-ind.co.jp/japanese/index.htm
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